大野さんの魚雷オプティマ
なかなかまとまった時間が取れず掲載が遅れていた、大野さんの魚雷オプティマです。
だいぶ前にお借りしていたんですが、やっと記事にできました。
伝説のマシンが目の前にあると気合いを入れて写真を取らなくちゃ!とか考えすぎかもしれません(汗)。残念ながら大野さんとまだ会う機会を得ておりませんが、機会があればジャンピング土下座で御礼とお詫びをしたいと思います。
さて。北区の改造マニア、大野さん(当時の雑誌でこう紹介されていました)の魚雷オプティマです。このオプティマは大野さんが第2回1/10オフロード世界選手権(イギリス)に参戦したマシン。その後のレース活動で流用した部品などがあったので世界戦参戦時のオリジナルの状態ではないながら、ほぼ世界戦に持っていった状態に近い形とのことです。
当時の京商ワークスのオプティマが魚雷仕様の元祖でしたが、大野さんが世界戦に出るに当たってそのオプティマを参考に作成された魚雷オプティマです[1]。世界戦などで一緒に走った京商ワークスから譲り受けた部品が多く、多くがワークス仕様になっています。
↑ ボディはエアーサプライから提供されたランコワン。グラスホッパー&ホーネット用ボディですがオプティマ/ジャベリンとも違う堂々とした迫力があります。ボディ、ウイング、ステッカー類は故・霜鳥さんの作品です。
↑ このボディは後にオプティマミッドに載せたときにリア周りとギアカバー部分のカットをしたとのことでした。
↑ タイヤ&ホイールは自分が持っているものを装着していますが、この組み合わせだったようです。
↑ 搭載する特別仕様のモーターに合わせて、ウィングにはエアーサプライの「THINKA MODIFIED」の文字。ウイングには車検用の紙ラベルが有ったらしいですね。(おそらく番号は「050」とのこと[2])
↑ モーターガードはオプションハウスから発売される前の試作品。入手したときにこのカラーだったそうです。
↑ モーターガードの色に合わせてプレッシャーダンパーをガンメタ色に再アルマイトしています。
↑ オプティマのノーズ部分のコの字状のメンバーは外されています。バンパーはカイダック板からのハンドメイド品。
↑ ボディは非常に丁寧に作られていて、きれいなラインです。低く構えるスタイルが素敵です。
↑ バッテリーを左右に配置した場合オプティマのボディは載りませんが、ランコワンは干渉なく載っていますね。
次はボディを外してシャーシの詳細。